虫歯・歯周病の予防 -Steaming tooth prevention-

虫歯はもっと効率的に予防できる

むし歯治療といえば穴があいた部分に金属等をつめることを想像しませんか?

いくら治療をしてもむし歯に「かかりやすさ」を小さくしていかない限りまたむし歯になり、削っては詰めての繰り返しをしながら歯を失うことになります。
当医院では、フッ素によるむし歯予防をご提案しています。
適正なフッ化物の応用は小さな努力で確かな効果をもたらします。

フッ素とは

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フッ素はもともと自然界に存在する元素の一つ。

植物性・動物性を問わず、ほとんどの食材に含まれています。
人間の体内にもあり、骨や歯を作るのに役立ちます。

フッ素には・歯を強くする(耐酸性増強)・初期のむし歯を修復する(再石灰化促進)・むし歯原因菌の酸産生を抑制するという3つのむし歯予防効果があります。

フッ素の予防効果

フッ化物の種類や使いかたによりむし歯予防効果にちがいがあります。
早くはじめて長くつづける、すなわちフッ化物は生涯を通じて応用されることが望ましいのです。

正しく応用した場合の永久歯のむし歯予防効果はフッ化物洗口:50~80% フッ化物歯面塗布:30~40% フッ化物入り歯磨き剤:20~30%と報告されています。

また、日本で現在認められているフッ化物応用はすべて併用してもフッ素摂取量が過剰になることはありません。
ただしうがいのできない年齢に関しては応用するフッ化物の種類やその使用量について注意が必要です。

歯周病予防

歯周病とは?

歯周病とは、一言でいうと”歯ぐき”の病気です。

症状は、歯ぐきの肉が腫れ、歯ぐきの中の骨が溶け、歯がグラグラし始め、悪化が進むと歯を抜くことになります。
歯周病の原因は、歯の周囲の細菌です。歯のまわりの歯肉に炎症があって歯を支える組織が失われてない状態を歯肉炎といいます。
それがさらに進行し、歯を支える組織が失われた状態を歯周炎といい、初期から中等度やがて重度へと進行していきます。

歯周病予防

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歯周病の予防は患者さん自身が行う日常のホームケア(ブラッシング)と専門家が行うプロフェッショナルケアがうまくかみ合って効果が発揮されます。
患者さん自身のホームケアも大切ですが、信頼のできる歯科衛生士、歯科医師による定期的な指導、処置をうけることも大切です。
当院では、地域活動の一環として、歯に関する相談や指導を行っています。

LinkIconむし歯予防において フッ化物応用は世界の常識です

LinkIcon歯周治療は、歯科衛生士を中心とした医院としてのチーム医療です

LinkIcon地域での活動